V-Ⅱ
ソーラーパネル採用のハイブリッド(風力+太陽光)発電により、無風停止状態でも約10時間分を蓄電。
風速14m/秒以上になると自動的に減速を開始する電気制動式ブレーキと、強風時に自動停止するメカニカルブレーキのデュアル(二重)ブレーキシステムを装備。
特にメカニカルブレーキは手動ブレーキレバーと電動操作器を併せて設置しました。暴風時の安全対策も万全です。
このクラス最高の品質・出力性能を誇る小形風力発電装置、それが「そよ風くん V-II」なのです。
V-Ⅱの特徴
このクラスの最高の品質・出力、低騒音設計
「そよ風くん」には、85年以上にわたり数々の製品を生み出してきた、 神鋼電機の先進技術がフルに生かされています。風車部・発電装置・ インバータなど、自社開発によるユニットをそのほとんどに使用しています。 ソーラーパネルの採用によるハイブリッド(風力+太陽光)発電、 ほとんどの電化製品が使えるAC100V正弦波による出力など、 このクラス最高のスペックを誇ります。また、独自設計による垂直翼の採用により、 運転音を自然の風とほぼ同等レベルにまで抑えました。一般に小形風力発電装置で 問題となっている騒音の心配もありません。さらにオプションで系統連係が可能です。
発電などの機能を内蔵した美しいフォルム
支柱の先のラグビーボール形の部分から四方向にアームが伸び、その先のブレード(垂直翼) がレーダーのように空の上で回転している。未来の宇宙船を思わせるような、 洗練されたフォルムが「そよ風くん(V-Ⅱ)」の特長です。ローターケーシングの内部には 発電機を内臓、ケーブル類もすべてボール内部に配線するなど、デザイン性の良さを重視して 設計しました。地中海のブルーと白亜の建物をイメージさせる、清潔感あふれるツートンカラーは、 さまざまな設計環境にも調和するでしょう。
V-Ⅱの仕様
形式 | WK-18-20 | WK-32-20 |
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風車、発電機 | ||
定格出力 | 1070W | 1840W |
最大出力 | 1320W | 2260w |
型式 | 垂直軸直線翼 | |
ブレード数 | 4 | |
風車直径 | 1.8m | 3.2m |
翼高さ | 2.0m | 2.0m |
ブレード材質 | 耐食性アルミ合金 | |
定格風力 | 13m/秒 | |
カットイン風速(注1) | 2m/秒 | |
最大風速 (カットアウト風速)(注2) |
14m/秒 | |
耐風速 | 60m/秒(最大瞬時) | |
出力 | AC100V(正弦波) | |
発電機種類 | 永久磁石界磁式三相交流(ブラシレス) | |
インバータ出力 | 連続600VA、最大1200VA(3秒) | |
クラッチ | スプリング式 | |
ブレーキ | 電気、ドラム(自動+手動) | |
太陽電池モジュール | ||
種類 | 結晶シリコン | |
公称最大出力 | 120W×2 | |
電圧 | DC48V | |
蓄電池 | ||
種類 | 密閉型鉛蓄電池 | 開放型鉛蓄電池 |
容量 | 50Ah/5Hr | 100Ah/5Hr |
電圧 | DC48V(12V、4個直列) | |
収納場所 | コントロールボックス | |
外観 | ||
支柱 | 5.8m(風車高さ)ポール、1軸、鋼管製(表面処理:塗装) | |
太陽電池モジュール | 支柱に取り付け | |
コントロールボックス | ベースプレート部に取り付け | |
環境条件 | ||
周囲温度 | -10℃~+40℃(ただし積雪、凍結しないこと) | |
耐水性 | 雨水、降雨に耐える構造 |
- (注1)カットイン風速とは発電できる最低風速です。
- (注2)カットアウト風速とは発電できる最大風速です。
- ※発電出力はメーカー風洞実験によるものです。発電量は風況により変化します。
V-Ⅱの外形寸法
設置事例
![]() 国土交通省 品木ダム水質管理所 |
![]() 某役所 屋上 |